気持ちが折れない禅の習慣(本紹介)

気持ちが折れない禅の習慣(本紹介)

今回紹介する本『気持ちが折れない禅の習慣』(枡野俊明:著)は日常でのいろんな場面で使える禅の考え方を紹介する本です。

著者の枡野俊明さんは僧侶、庭園デザイナーをやっており著者の他の本には『心配事の9割は起こらない』などがあります。

今回はこの本を読んでみ良いと思った習慣三つ、良かった点、悪かった点、まとめの順で話していきます。

良いと思った習慣

 1.物事をシンプルに考えるコツ

物事をシンプルに考えるコツはまず行動してそこから軌道修正することであると書かれています。何か行動するにあたって準備は大事なことです。しかし考えすぎてしまうと、悩みすぎたり、結局何もできずに終わってしまったりします。だから、まず行動に移してみてそこから軌道修正することで物事がシンプルになっていくということです。僕も実際考えすぎて行動に移せないこともありましたが実際にやってみると案外サクッとできたりして失敗してもちゃんと軌道修正が出来ましたのでこの習慣をつけるのはおすすめです。

 2.完璧な人になるか魅力的な人になるか

ここでは完璧主義ではなく魅力的な人になろうと書かれています。完璧主義には二つの欠点があります。完璧でない自分が許せないことと、人間味にかけるということです。完璧主義を目指すとプレッシャーもかかりますしあまり心によくありません。時折失敗するほうが人間味があって良いと言うことです。僕もこれを知って完璧でなくていいんだなと思えるようになって気持ちが軽くなり人生を前より楽しめるようになりました。

 3.原因を探れば失敗を引きずらない

失敗を引きずってしまうのは原因を明らかにしていないからであると書かれています。原因がわかれば、解決策が見えてきて、やるべきこともはっきりするのでいつまでも失敗を引きずらずに済みます。僕も失敗をした時に何がいけなかったをフィードバックすると前向きにやるべきことに取り組むことができます。

良かった点

この本の良かった点はどの習慣もシンプルですぐに実践しやすく、簡単にできるという点です。様々な習慣が紹介されていたので取り組みやすいものから取り組んでいくこともできました。

悪かった点

この本の悪かった点としては、著者が日常でありそうな場面を想像してこういう場面で使えそうと書いていたことです。例えば実際の会社、人間関係でのやり取りの場面で「こういう場面があるんじゃないでしょうか」や、「こういうこともあると思います」など実際に経験したことのない例を想像で紹介していたところに違和感を覚えることがありました。もっといろんな人に聞いてそういう人の実体験を載せていたら良かったと思います。またこれは良い点とも取れるんですが、簡単なものが多く、目新しさがなかったことや、箇条書きで色々紹介されていたという点は僕的にはあまり良くなかったです。

まとめ

全体的には読んでみた価値はあったと思います。禅の言葉も紹介されており、自分にできる簡単に始められる習慣がたくさん載っていたので良かったと思います。気になったらぜひ実際に買ってみてください。またいいねしてくれたり読者になってくれるとモチベーションにもつながるのでそうしてくれたら嬉しいです。

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