スマホ依存など依存しやすい性格を治したい方へ、ドーパミン中毒(本紹介)

ドーパミン中毒(本紹介)

皆さんはドーパミンと聞くとどんなイメージを持ちますか?幸福物質や幸せホルモンですか?確かにドーパミンはそういう面を持っていますが、依存性が強く依存症に陥る原因にもないます。依存症と聞くとアルコール依存症や薬物依存性などを思い浮かべるかもしれませんが、依存症といっても色々あります。スマホ、ゲーム、糖質、パチンコ、買い物、SNSなど身近にあるものでも依存症になるものはあります。そして依存症は誰でもなる可能性があります。僕自身もスマホを使いすぎてしまうことがあります。大事なのはそうならないようにすること。

今回紹介する本『ドーパミン中毒』(アンナレンブケ著)ではどういうふうにドーパミンに中毒になってしまい依存症になる可能性があるのかについての本となっています。大事だと思った点、良かった点、悪かった点について書いていくのでちょっとでも読んでいただければ嬉しいです。

快楽と苦痛のシーソー

この本ではどういうふうに快楽を感じて苦痛を感じるのかを説明するのに『快楽と苦痛のシーソー』という例えを使っています。どういうことかというと、快楽と苦痛を処理する脳部位が重なっているんです、それがまるでシーソーのように作用するのでそういった例えがされます。脳内にシーソーがあることを想像してみてください。何もその上に乗っていない時は、シーソーは水平に保たれる。快楽を感じると脳内にドーパミンが放出されシーソーは快楽の方へ傾きます。しかしこのシーソーには重要な事実があるんです、シーソーはなるべく水平を保とうとするので快楽を感じるとそれを水平に戻そうとします。また一度水平に戻ってもそのまま苦痛の方へと傾くんです。そして何回もそうしているうちにシーソーの支点が苦痛の方へずれていってしまい苦痛の方へとどまってしまうんです。ですが、脳はシーソーを水平に保ちたいので快楽を求めて同じ行動(スマホなど、快楽を感じる行動)をとってしまいそれに依存してしまいます。

良かった点、悪かった点

良かった点は実際の患者の実話などを交えてどういう志を持って依存症に対処していくのかが書かれていたことです。悪かった点は少し長々としていた点です。

 

まとめ

今回書いたのは本で紹介されていた内容のほんの一部です、続きが気になったらぜひこの本を実際に買って読んでみてください。